FX用VPSサーバー・Windowsデスクトップサービスを使う時に気になる
- FX用のVPSってどういうものだろう?
- FX用のVPS、どれを選べば良いのかわからない
- FX用VPSで格安料金なのはどこだろう
- 今使っているVPSサービスから乗り換えを検討するなら
という4つのポイントについて解説しています。
FX用VPSサーバー比較結果
FXVPSのホスティングサービス会社は、数多くあり、どれにしようか迷ってしまいます。
ここで紹介をしているFXVPSサービスの主な特徴を押さえておきましょう。
値段で選ぶのか、それともVPSサーバーの設置場所やサービス内容で選ぶのか、あなたが一番重視するポイントを決めてみましょう。
格安料金 | 国内設置 | 海外VPS | |
---|---|---|---|
ABLENET | ◎ | ○ | |
お名前.com | ○ | ○ ニューヨーク |
|
使えるネット | ○ | ○ ニューヨーク |
|
ウィンサーバー | ○ | ||
SPPD | ○ |
各FX用VPSの比較結果とおすすめポイントをまとめてみました。
当サイトおすすめ№1。知名度ナンバーワン。多くの有名トレーダーも利用しています。
価格 | 月額2,061円~ |
---|---|
評価 | ![]() |
備考 | 契約者にはもれなく「FX自動売買入門書」をプレゼント中です。 |
国内のFXに最適なVPSの中でも料金面では断トツで格安(当サイト調べ)。知名度はまだまだですが、VPSのスペックでは他にひけをとりません。
価格 | 月額1,600円~ |
---|---|
評価 | ![]() |
備考 | 申込方法がちょっと難しいのが残念。当サイトで徹底解説しています。(ABLENET VPS 紹介) |
ABLENETは、大阪に本社を置くサーバー提供会社です。
VPSの料金が気になるという方は、ぜひ一度ABLENETの公式サイトに掲載されている料金表をご覧ください。
今まで借りていたWindowsVPSとの値段の違いに驚くのではないでしょうか。
知名度や実績でお名前ドットコムと双璧なのが、この使えるねっとのFX専用VPS。
価格 | 1ケ月契約1,419円~・2年契約月額895.5円~ |
---|---|
評価 | ![]() |
備考 | 只今、決算特別キャンペーン中・最大半額!6月中の契約がおすすめです! |
同じく国内サーバーとニューヨークに設置されているサーバーを選べるのが魅力です。
自分の使っているFX業者のデータセンターがニューヨークにある場合には、ニューヨーク設置サーバーを選んでおけば、まず間違いないでしょう。
FX用VPSサーバー初心者Q&A
はじめてFX用のVPSを利用する方へFX用VPSサーバーの概要をご紹介します。
FX用のVPSサーバーとは?
ここでいう、VPSとは、運営事業者が多くのコンピューターを自社に設置し、
- 自宅や会社のパソコンでは、数が足りない
- 専用のコンピューターソフトのため専用のコンピューターを必要とする
という時、自宅や会社のパソコンを使うのと同じ感覚で、すぐに使い始めることができるよう整備されたコンピューター環境にインターネットを通じて接続するサービスのことです。
通常、FX用のVPSと言う場合、「FX用=メタトレーダー4が動作するコンピューター」という意味になります。
そしてメタトレーダー4(MT4)が動作する環境とは、基本OSがWindowsOSであること。
または、MT4が動作するように特別に設計されたVPSという意味です。
インターネットで借りることができるVPSというのは、通常、WindowsOSではありません。
日本国内でFX用のVPSを運営しているVPS事業者はほんの数社です。
検索エンジンで「VPS」とだけ入力をして探しても、FX用のVPSはどれなのか初心者の方にはわかりにくいかもしれません。
FXにVPSを利用するメリットとは?
(自宅でパソコン運用をした場合の電気代に少しプラスするだけでVPSが借りられます。)
(業者から通信事業者まで一般家庭向けの通信回線より安定している高速な通信回線で接続。
同じタイミングで取引をしようとする他のトレーダー、自動売買ツールに先駆けてFX口座のコンピューターにアクセスします。)
(スマホアプリにより、外出先からでもVPSの状態が確認できるVPS業者があります。)
(MT4がVPSにあらかじめインストールされているVPS業者があります。)
VPS選びの注意点とは?
FXにVPSを使う理由は、
- EAが安全・安心なコンピューター環境で稼働できるスペースを確保する
- 高速で安定しているインターネット通信環境を手に入れる
- 平日24時間、ほったらかしで稼働できるコンピューターを手に入れる
FXでは、コンピューターの操作を誤ると自分の大切なお金を危険にさらすことになります。
安い値段だけに目を奪われず、自分でも自信を持って大切なお金を預けることができるVPSサーバーを選ぶ必要があります。
MT4(メタトレーダー)の自動売買では、自動売買ソフトが約定をする瞬間、急激にCPU使用率やメモリ消費量がアップします。
MT4の通常稼動時にVPSサーバーのCPUやメモリの消費量を確認し、まだ余裕があるからと、MT4や自動売買ソフトをいくつも立ち上げていると、いざというときにフリーズしたり、自動売買ソフトが誤作動が発生し、勝手にポジションを放棄したり、幾度も同じトレードを繰り返すことになります。
FXでVPSサーバーを借りる時には、CPUやメモリのスペックに余力を残すようにして、借りるようにしましょう。
FXのVPSを借りる = 安全な環境をお金で手に入れると考えましょう。
VPSサーバーのスペックはMT4が一番忙しく動作する時を目安に借りるようにしましょう。
WindowsVPSサーバのトレード以外の使い道は?
バックテスト
EAは通常バックテストを行うことができます。
バックテストには、かなりのPCパワーと時間が必要です。。
自動売買ソフトが稼働している状況では無理ですが、休日や自動売買ソフトを停止している時には、バックテストで自動売買ソフトの性能をチェックすることができます。
データバックアップ
VPSサーバーには、通常数十GBから数百GBハードディスク容量が確保されています。
自動売買ソフトやMT4を使うには十分すぎる容量です。
自宅パソコンの大事なデーターの一部をVPSに保存しておくこともできます。
自宅で複数台のパソコンを利用してトレードをしている場合、VPSに各パソコンで共有するデータを保存をしておくと便利ですね。
データーダウンロード
自宅の通信回線がまだ光回線になっていない場合、VPSを利用して大きな容量のデータをダウンロードすることができます。
まったくFXとは関係のない利用方法ですが、高速大容量の恩恵を充分感じることができます。
ただし、あくまでもEAが稼働するための環境です。
ウイルスに感染してしまいそうなサイトからデーターをダウンロードしていると自動売買に支障をきたすことになります。
VPSを選ぶときの基準について
FX用のWindowsVPSサーバーといっても、多くのVPSサーバー業者があります。
では、どのような点に気をつけてVPS会社を選べばよいでしょうか。
ここでは、VPS選びの基準をいくつかご紹介します。
お金を稼ぐためにやるFX
できる限り余分な出費は抑えたいところです。
ただし、値段だけを選定基準にしていては、サーバーの性能が落ちてしまいます。
自分が使いたいと思うVPSサーバー業者のキャンペーン期間中などを利用して、賢くVPSサーバーを借りるようにしましょう。
VPSサーバー上で稼働させるMT4やEAの個数によってマシンスペックを上げる必要があります。
例えば、使えるねっとでは、
- メモリ 1GB=EA1台、2GB=EA3台、4GB=EA5台の稼働を推奨
お名前.comでは、
- 安定稼働のためにメモリ2GBからの稼働を推奨
などマシンスペックに推奨値が設定されています。
他社のVPSを選ぶ時にも、使えるねっとやお名前ドットコムのおすすめメモリ容量を基準にしてください。
VPSサーバー
VPSサーバーは、通常、自動売買ソフトを使う以外にも
- メールサーバー
- WEBサーバーとしてホームページを立ち上げる
など様々な用途に使うことを前提としています。
このため、VPSサーバーの中にFXとは全く関係のない機能がインストールされており、、コンピューターのメモリやCPU、ハードディスク資源を若干ですが消費してしまう可能性があります。
Windowsデスクトップとデスクトップクラウド
一方 Windowsデスクトップやデスクトップクラウドという名称がついているVPSサーバーでは、不必要な機能を極力排除し、マシンスペックを最大限使えるよう工夫をしています。
注意を払ってサーバーを使っていても、VPSに接続できないなど思いがけないトラブルが起きることもあるでしょう。
そんな時、すぐに接続できないようではリアルタイムで過ぎてゆく為替変動をキャッチし損ねます。
トラブル発生時にすぐに対応してくれる業者が望ましいでしょう。
VPSサーバーは国内だけではなく、海外にもありますが、英語でのやりとりに自信が持てないようでしたら、日本語で対応してもらえる国内のサーバー業者を選ぶことをおすすめします
VPSでFX自動売買を運用する際の注意点
特に以下の2点に注意して使ってください。
最初に注意をするのは、メモリの消費量です。
自宅のパソコンの場合は
パソコン上で多くのソフトを使用し、メモリを使い果たすと、仮想メモリと呼ばれる機能がサポートし、パソコンは動き続けます。
VPS環境では
- VPS環境では、複数の利用者が並行して一つのサーバーを使います。
- それぞれのユーザーは割り当てられたメモリ分だけ、自分の作業を続けることができます。
- もし、VPSでメモリを使い果たすと、①VPSがフリーズをする②自宅のパソコンからVPSに接続できなくなるという事態が発生します。
トラブル回避策
- ご自分でVPSサーバー会社のホームページにアクセス
- 用意されているVPS管理用ページで自分のVPSの再起動を実行
事前に自分が運用する予定のEA数を決め、相応の性能を持ったVPSを借りるようにしましょう。
VPSを使うために以下のトラブルに備える必要があります。
- EA稼働中にVPSが何らかのトラブルが発生 → WindowsVPSサーバーが自動的に再起動
- VPSサーバー会社が、平日中にできなかったWindowsアップデートを休日に実施 → サーバーが知らない間に再起動
トラブル回避策
メタトレーダー(MT4)や自動売買ソフトが自動的を復元&ポジションを取れる体制を整えるよう設定しておく方法があります。
VPS障害発生後の有名な再起動対策方法
WindowsVPSのOSの修正を行う「reg_update.reg」と「start.cmd」というファイルを利用する方法があります。
VPSのご利用前に、最初に設定変更を行うと安心して使うことができます。
データセンターは国内だけでなく、ニューヨークも選べます。
世界中の多くのFX会社(国内を含む)がコンピュータセンターをニューヨークに設置しているため、自分のEAとFX会社との通信速度は劇的に早くなります。
万全の態勢で必勝を期すのならニューヨーク設置サーバーは狙い目です。